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【映画レビュー】怖いけど滑稽。「IT/イット “それ”が見えたら、終わり。」ネタバレ・感想

映画レビュー

こんにちわ!チャミ子(なちゃ子)です!
なんかさっそくだけど、検索でチャミ子で検索したらトンのほうのチャミ子ばっかり出てくるから
HN変えようか悩んでるよ!でもこれめちゃめちゃ愛着あるんだよね…
昔からどのサイトとかでもチャミ子使ってたから(アマゾンとかも)

で!

11月3日金曜日!
IT公開日に見に行ってきましたー!

作品概要

あらすじ

アメリカの閑静な田舎町で、子供の失踪事件が相次いでいた。内気で吃音のビル(ジェイデン・リーバハー)の弟ジョージーも、大雨の日に1人で外出し、大量の血痕を残して姿を消してしまった。罪悪感と悲しみを抱えたまま中学生になったビルの前に、突然邪悪なピエロの姿をした「それ」(ビル・スカルスガルド)が現れる。不良少年の標的にされている親友のリッチーや、父親に虐待されているベバリーら、「ルーザーズ・クラブ」の7人の仲間もまた、何かに恐怖を感じるたびに「それ」を目撃していた。秘密を共有する7人は、勇気を出して「それ」に立ち向かうことを決意する。

監督:アンディ・ムスキエティ

出演者:ジェイデン・リーバハー(ビル)、ビル・スカルスガルド(ペニーワイズ)
ジャクソン・ロバート・スコット(ジョージ―)、ソフィア・リリス(ベバリー)
ジェレミー・レイ・テイラー(ベン)、フィン・ウォルフハード(リッチー)
ジャック・ディラン・グレイザー(エディ)、ワイヤット・オレフ(スタンリー)
チョーズン・ジェイコブス(マイク)、ニコラス・ハミルトン(ヘンリー)ほか

 

まさかの見に行く前に親戚が危篤

じまえに予約していきたかったんですが、親戚のおじちゃんが公開日前日まで危篤状態で
見に行けるかわからなかったので予約せず。
おじちゃんインフルエンザからの肺炎で、延命措置しますか?みたいなこともおばちゃんが
聞かれたらしく、もう歳だしガンも患ってるし延命措置断ったって聞いて
もうだめかと思ったんですが、まさかの本人曰く「寝てた」らしく
普通に目覚めて復活したらしいです…謎…(ひとまず良かった)

すぐに予約しようとネット開いたらこんな田舎でも昼間の上映は満席で、夜しか空席なく。
彼氏は次の日仕事だし、渋ってましたがずっと見たかったので購入!

一言でいうと、

私はめっちゃ好き!

もう前作のリメイクなのでネタバレありのレビューを簡単に書きます!
前作見てなくてネタバレ嫌な人はリターンでお願いします(@_@)

作品感想(ネタバレ注意)

ざっくりと感想

すんごい良かった。
これに尽きます。
なんかもうキャストもみんな良かったし子供たちの葛藤とか強さとか辛さが伝わって
青春も垣間見えてとっても面白かった!
ホラー演出としてはグロさ6:不気味さ4くらい。
ぐろいもの苦手なチャミ子はもうゾンビがドアップで出た時とか
「きっも」って言っちゃった。
あんなリアルにグロイもの子供たち想像しないでしょ…
びっくり演出も結構あったのかな。
彼氏は何回もビクってなってましたwww
左に彼氏が座ってて右に知らない女の人二人組でしたけど両サイドが
椅子が動くくらいビクってするからそれがびっくりした(笑)
でも前の席の人とかもみんな驚くから、プロジェクターから巨大なペニーワイズが
ドン!と出てくるシーンは劇場のお客さんみんなびっくりして
そのシーン直後、劇場内がざわついてそれが面白すぎましたwww
ぞろぞろみんなトイレ行きだすしね。
私は怖がりだけど、びっくりするシーンとかは「あー、くるくる」ってわかるので
心の準備すれば大丈夫です。だからこそ周りの人たち見るのが楽しかった(笑)

↑のシーンもだけど、見せ場の怖いシーンは
怖いんだけど、滑稽
なんですよ。
そのシーンの作り方が好き過ぎた。
怖いのに、びっくりするのに笑っちゃうんですよ。
たとえば地下室の水たまりのシーンは、ジョージに化けてペニーワイズが下から出てきて
次の瞬間猛スピードで主人公へ接近してくるんですが
その演出もめちゃくちゃシーン的には怖いし音楽も怖いんですが
首をぶんぶん振りながらラリった笑顔で奇声発して来るんですよ。
そんな近づき方、すると思わないじゃん。
滑稽すぎて、めちゃくちゃ怖いのに笑っちゃう。
プロジェクターのシーンも同様です。
出てくるのは分かりきった演出。でもまさかプロジェクターに映ったアップ画像の
大きさのまま出てくると思います?
貞子が出てくるなら、プロジェクターに映されてても出てくるときは
普通の女の人と同じ身長で出てくると思う(笑)
めちゃくちゃ巨大なペニーワイズがバーン!と出てきて思わず
「その大きさのままなの?!」って思ってしまいました。(怖かったけどね)

こういった演出がやっぱり原作を大事にしてくれてる制作陣なんだろうなって感じました。
演出だけで楽しめる。
ただ、なんだかなーと思ったのはベバリーやヘンリーが親を殺して
その後どうなったのか、現実的な描写が無くてめっちゃ気になりました(笑)
ヘンリーは死んでしまったということでいいの?
きっとその辺は後編で語られるのかもしれないけど、、

ちょっと不気味なピアノ曲がかなりGOODでした

私がこの映画みて何が素敵って思ったかっていうと
全体的なBGMがめちゃくちゃ好きでした。
最初の始まりのピアノ曲なんてすごいピエロ感だしてるというか、
スティーブンキングっぽい!!って思いましたwww

序盤から弟ジョージの死の描き方がえぐい

原作は小さいころNHK?でやってたので見たことあるんですが
幼いチャミ子には刺激が強すぎました。
ちらっと見たときからピエロが怖くなり、スティーブンキング作品はたくさん見ましたが
ITだけはなんとなく見ず、この作品を鑑賞したのでほぼ初見。
ジョージの死に方にかなりビビった。声でた(笑)
映画とかって子供の死を直接的に描くのって少なくないですか?
ジョージが腕を喰われて断面の肉の感じとかかなりえぐかったし
演技が上手なのですごい感情移入してしまって見てられなかったです…
ここが序盤なもんだからチャミ子は不安を覚えます…(^_^;)

子供たち勇敢だけど弱い

海外映画とかドラマのイジメって胸糞悪いよね。
この映画も主人公グループがいじめられっこの集まりなんですが
唯一の女の子ベバリーのイジメのシーン、いやすぎる。
そしてタバコ吸うベバリーかっこよすぎる。
一人一人にストーリーが組み込まれており、みんなに弱みがあります。
そこにペニーワイズが付けこむわけなんだけど。
ベバリーはお父さんの異常な愛と束縛を受けてます。怖すぎる。
みんなの前では勝気なベバリーも、お父さんに触られた髪の毛を泣きながら切り落とし…
こんなかわいい娘いたらそりゃ束縛したくなる気持ちも分からなくもない(笑)
主人公も、弟の死を直接見たわけではないので友達といつまでも探していて
友達がつい口走る「死んだ」という言葉にも過剰に反応し
「死んでない、行方不明だ」と言い張ります。
井戸小屋(ペニーワイズの本拠地)にみんなで突撃する際に
みんな怖がって入りたくない論争が起きますが主人公は
弟の部屋がそのままの状態なので辛い。井戸小屋に入るより、家に帰るほうが怖い。
と語るシーンは涙が出ました。

子供たちの恐怖心をあおり怖がる子供を食べるペニーワイズは
恐怖心と立ち向かうことが出来るようになった子供たちには勝つことが出来ず
袋叩きに。このフルボッコシーンも良かった。
子供たちはペニーワイズじゃなく、自分の中にある恐怖と戦ってた。
今まで子供たちの恐怖心を食い物にしていたペニーワイズは最後消えるシーンで
「これが恐怖…」
と初めて感じる恐怖心で子供たちを恐れながら消えていきました。
で、主人公ビルはその場でジョージにレインコートを見つけて
やっとジョージの死を受け入れるんですけどこのシーンがまた泣けた…
やっともう探さなくていい。家に帰ればきっとジョージはそこにいて自分や家族を見守ってくれているから
もう、いつでも一緒なんだろうな。
全員がビルに抱き着き涙を流すシーンに心打たれました。
書いてて泣きそうですチャミ子は。(笑)

評価

★90/100点

怖いし感動したし笑えるし、カップルで見るのも友達とみるのもいいと思います。
笑えるのでびっくりして声出してもきっと誰も気にしない。みんな同じです。
続編もあるので今のうちにぜひ見に行ってみてください。

興味がある人は前作を見るのも、見比べて発見があるとおもうのでおすすめです。

余談ですが、ペニーワイズのモデルは全世界を震撼させたシリアルキラーのジョン・ゲイシーだそうです。

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